教育雑学8「令和の学力観」
「学力」と聞いて、人は何を思い浮かべるのでしょう。おそらく、多くの人は、「学校の成績」のことを考えるのではないでしょうか。確かに、学校でも「学力の向上」は、常に課題になっていますし、文部科学省も「子供の学力向上」は喫緊の…
「学力」と聞いて、人は何を思い浮かべるのでしょう。おそらく、多くの人は、「学校の成績」のことを考えるのではないでしょうか。確かに、学校でも「学力の向上」は、常に課題になっていますし、文部科学省も「子供の学力向上」は喫緊の…
コロナウィルスの感染症が世界中で広がって以降、日本は数年間にわたり「自粛生活」を余儀なくされました。亡くなられた安倍元総理が、テレビ画面越しに「学校の一斉休校宣言」を出されてから、子供たちの学校生活は180度の転換を余儀…
第六筑波隊戦記 -時空を超えたカミカゼ- 矢吹直彦 序章 ビッグE 戦後77年が過ぎ、日本が国としての生命を懸けて戦った大東亜戦争も敗戦と同時にその大義も失われ、「太平洋戦争」という矮小化された名称が付けられ、今尚、歴史…
教師立志録 ー若い教師のための教授録ー 矢吹 直彦 はじめに 令和という時代を迎えて僅か数年の間に、新型コロナ感染症が世界中に蔓延し世界大戦クラスの被害が世界中を覆いました。そして、それは、これからも戦い続けなければなら…
「読書」というと、子供時代の教育論のように言う人がいますが、まったくの間違いです。大人になってからこそ、読書は必要なのです。それは、学校時代に学習した既成概念を払拭するためには、様々な角度から学校時代に習得した知識や経験…
私は、以前から、道徳を「モラル」と訳していいものだろうか…と疑問に思っていました。確かに、他に訳す言葉がなかったのかも知れませんが、言葉にして「モラル」という時と、「道徳」という時の心の動き(作用)がまったく違うのです。…
「源義経伝説」の真実 ー鎌倉時代外伝ー 矢吹直彦 今年のNHKの大河ドラマは、久々に鎌倉時代が取り上げられています。鎌倉時代といえば、永井路子氏の「炎環」や「北条政子」など…
今の日本は少子高齢化に歯止めが利かず、毎年のように出生率が下がり、いつか日本という国がなくなるという話も冗談ではなくなりました。街中にも子供の姿を見なくなり、子供の甲高い歓声も聞かれなくなりました。まあ、捻くれた年寄りに…
雑学3 教師聖職論 教師は聖職か否か…と問われれば、私は間違いなく「聖職です…」と答えます。そうでなければ、教育という仕事には携われません。人が人を教え導くという仕事は、そんなに簡単なことではないのです。人は人工ロボット…
海軍兵学校長 「井上成美」の教育漫語 矢吹 直彦 はじめに 日本陸海軍が消滅して七十七年。 日本の歴史の中に軍隊なるものが存在した期間と同じくらいの年月が経ってしまった。今では、帝国陸海軍の研究をする研究機関や大学もなく…