教育雑学17「親学」のすすめ
日本人は、これまで「家庭」とか「親」というものに対して無頓着過ぎたきらいがあります。「家庭は聖域」という言葉があるように、政治の世界では「家庭」は常に健全であり、親は子供を慈しむ存在である…という前提で成り立っていました…
日本人は、これまで「家庭」とか「親」というものに対して無頓着過ぎたきらいがあります。「家庭は聖域」という言葉があるように、政治の世界では「家庭」は常に健全であり、親は子供を慈しむ存在である…という前提で成り立っていました…
今、日本の教育は大きな「転換期」を迎えようとしています。日本の教育は、一度、明治維新後に大きな転換を強いられました。徳川幕府が崩壊し、戊辰戦争を経て「明治」という新時代を迎えたからです。長かった武士の時代が終わり、日本も…
最近、学校における部活動などでの指導者による「パワーハラスメント」と呼ばれる不祥事が多く取り沙汰されるようになりました。それも、その多くは全国大会に出るような優秀なスポーツ選手を擁する高等学校等の「部活動」での出来事です…
最近、自衛隊に関する「問題」がマスコミを賑わすようになりました。男性自衛官による女性自衛官へのセクハラ事件は、セクハラというより「人間」としての資質を問われる事件であり、告発した若い元女性自衛官の将来を考えれば、あまりに…
日本の教師の本当の凄さは、子供に「寄り添い」ながら指導できる「カウンセンリング(相談対応)力」なのかも知れません。それも、相談だけにとどまらず、「適切な助言」をした上に次の「見守り」段階を経て、具体的な支援にまでつながる…
学校の「教師」という職業は、子供にも大人にも非常に馴染みのある職業のひとつだと思います。だれもが、子供のころから青年期にかけて「学校」で学んで来たわけですから、馴染みがないはずがありません。それだけに、だれもが教育や教師…
学校における「ブラック化問題」に端を発した教職員の「働き方の実態」は国民に遍く知られるようになり、その問題の波紋は、燎原の火のように全国へと広がっていきました。今では、あれほど人気だった「学校の先生」になろうとする若者は…
「日本の教師は世界一だ!」と言うと、きっと日本人の多くは笑うと思います。「あんなに不祥事が多くて、ブラックな職場で、問題だらけの学校の先生が世界一?」「ばかじゃないの?」と厳しい言葉を投げつけられると思いますが、それでも…
令和5年を迎え、世界も日本も混沌としています。戦後続いた「アメリカ中心主義」も脆くなり、大国同士の争いも激しくなってきました。ロシアはウクライナとの戦争にのめり込み、「世界の孤児」になりつつあります。国際連合の常任理事国…
「学力」と聞いて、人は何を思い浮かべるのでしょう。おそらく、多くの人は、「学校の成績」のことを考えるのではないでしょうか。確かに、学校でも「学力の向上」は、常に課題になっていますし、文部科学省も「子供の学力向上」は喫緊の…