右衛門七の小柄 -忠臣蔵外伝-
右衛門七の小柄 -忠臣蔵外伝- 矢吹直彦 序章 東京は浅草の古い土蔵を壊していた時のことである。 今まで、何十年も入ったことのない二階の奥から古い文箱が出てきた。かなり年季の入った文箱で、おそらくは江戸時代中期の頃の物だ…
右衛門七の小柄 -忠臣蔵外伝- 矢吹直彦 序章 東京は浅草の古い土蔵を壊していた時のことである。 今まで、何十年も入ったことのない二階の奥から古い文箱が出てきた。かなり年季の入った文箱で、おそらくは江戸時代中期の頃の物だ…
「予科練」の真実 ー大東亜戦争外伝ー 矢吹直彦 若い血潮の予科練の七つ釦は桜に錨 今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ でっかい希望の雲が湧く~ これは昭和18年に公開された映画、「…
架空戦記 大和民族の誇り Ⅱ プログラム№2「バトル・オブ・ブリテン・大和飛行隊」 矢吹直彦 第一章 日米首脳会談 昭和十七年一月末日、日米交渉が再開された。 それも場所は、ハワイオアフ島のホテルである。そのナショナル…
「グローバル社会」にもの申す 矢吹直彦 ここ二十年ほど「グローバル」という言葉が一人歩きを始め、これからの時代はグローバル化でなければ生きていけない…かのよ…
架空戦記 大和民族の誇り Ⅰ プログラム№1「日米戦争勃発か…」 矢吹直彦 第一章 連合艦隊司令長官 小沢治三郎 冬の北太平洋は、もの凄い荒天に見舞われると知ってはいたが、この風と高波には、さすがの小沢も辟易としていた…
白虎隊外伝 自刃 神保雪子 矢吹直彦 第一章 娘子隊 「遂に、このときが来たのね…」 雪子は、お城から聞こえる早鐘の音にひとり身支度を調えながら、心を固めていた。それは、女ながらに袴を履き、白鉢巻きと白襷に神保家先祖伝来…
「不寛容な世の中」にもの申す。 矢吹直彦 最近の日本社会は、多くの識者が指摘しているように「寛容さ」がなくなってきているように見えます。もちろん、正義を主張…
「日本のマスコミ」にもの申す。 矢吹直彦 インターネットが普及し、SNSが一般化するにしたがい、既存のテレビ、新聞、ラジオ、週刊誌等のマスコミ(大衆コミ…
「歴史上のリーダー」にもの申す。 矢吹直彦 日本では、よく「リーダー不在の時代」といわれますが、実は日本人は、基本的にリーダーを欲しない民族なのだと思います。…
「日本人の衛生観念」にもの申す。 矢吹直彦 新型コロナウィルスが蔓延し、世界中がパニック状態に陥りました。中国から感染が広がり、瞬く間に世界中に拡散さ…